2019/11/14 04:41

当店では主にルガトショルダー、プエブロ、素のヌメ革の上質な3種類の本革を使用しております。





〜革の説明〜




「素のヌメ革」


「皮」を腐らないように加工する方法が何種類かあるうちの、植物のタンニンを使って「革」に変化させる方法をタンニン鞣しと言い、そうして仕上げた革をヌメ革と呼びます。下記のルガト、プエブロの2つもヌメ革ですが、素のヌメ革とは、ここではタンニン鞣しされ、表面仕上げを行わず自然な風合いを活かしたままの革のことを指します。また、自分で染色やレザーカービングができるのも、この革のみとなります。





「ルガトショルダー」



革の表面に施された光沢が透明感と艶感を演出し、また動物のショルダー部分のシワがトラ模様に入る部分があるため、そのわ模様を活かした革本来の表情を立体的に写し出します。他の革では味わえないこの透明感から得られる言い知れぬ高級感とワイルドさを与えます。また、光沢感がある上にパンっと張った表面はかっちりとした印象を与えるため、ビジネスシーンにもマッチし、光の角度によって変化するその表情は四六時中一緒にいる持ち主を飽きさせることはありません。






「プエブロ」



イタリアンレザーのひとつであるプエブロは、そのエイジング(経年変化)が、今注目を浴びています。ヌメ革のなかでも、プエブロはことさらエイジングによる変化が際立つ革です。一般的にヌメ革は経年変化が大きい傾向がありますが、なかでもプエブロは短期間で劇的に変化する皮革素材です。エイジングの仕方、頻度等により使う人ごとにそれぞれ違った濃淡が生まれるので、「自分色」に育てられるところがヌメ革の中でも得にプエブロなのです。また、表面はわざと毛羽立たせるような加工がしてあり、そこからさらに人の手の脂や水蒸気によって他の革よりも素早くエイジングしていくというのが最大の特徴です。新品の時は少しザラザラしていますが、時間が経つと革が寝ていき、つやつやになります。もちろん新品の時の色も使い込んだ後の色も両方とも綺麗なことはいうまでもありません。革好きの人の間で近年急速に人気になっております。






以上の3種類の革を主に使用して製作しております。カラーの選択や革の種類をお選びいただいてのセミオーダーも可能ですので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい(^ω^)